充実した生活を送るためにも介護予防は大切!

高齢化により、介護が必要な高齢者が増え続けている。介護予防は高齢者が、要介護にならないように、要介護を防いだり、遅らせることである。各市町村が設置する、地域包括支援センターが、マネジメントを行っている。

要介護を防ぐことは、高齢者が充実した生活を送るために大切な事であり、運動機能や栄養状態などの改善を目指すだけではなく、社会や家庭への参加を促すことも必要である。なぜなら役割や生きがいをもち、社会に参加することで、結果介護予防に繋がるからである。

まずは、衰えを感じる前の、早い段階からの予防が大切だ。実際、要介護の原因の多くは、生活習慣病からくる病気や、骨折・転倒からである。高齢になったことで、体を動かさなくなったり、外出をしなくなったりすると、加齢により筋力が衰えている上、更に筋力の衰えを加速させることになるのだ。

筋力の低下によって、つまづきや転倒しやすくなり、結果骨折や転倒を招くことになる。転倒や骨折から寝たきりになる高齢者も多いため、日頃の介護予防は重要である。また、寝たきりから認知症になる場合もあるので、転倒やつまづきを起こさないよう、筋力の低下はできるだけ防がなくてはならない。

高齢者になり、外出しなくなったり、人との会話や交流が少なくなる場合も、痴呆になる恐れがある。だからこそ、普段から家庭や社会参加をし、人との交流を持つ事が求められる。介護予防は、高齢者の生活の質を向上させるのである。