介護予防サービスの具体例を知ろう!

要介護にならないための、取り組みに介護予防サービスがある。介護予防サービスを具体的に理解し、受けたいサービスを選ぶことが必要だ。

具体的に挙げると、まず自宅で受けられるサービスがいくつかある。自宅で入浴するのが難しい人には、入浴車で介護職員と看護職員が入浴支援をしてくれる、「介護予防訪問入浴介護」や、病院などから看護師や保健師などが訪問する「介護予防訪問看護」や、理学療法士や作業療法士が訪問し、自立に向けたリハビリ等行う「介護予防訪問リハビリテーション」、医師や薬剤師、栄養士や歯科医師などが自宅に訪問し、食事方法や歯科検診など管理や指導を行ってくれる、「介護予防居宅管理指導」などがある。

また、施設に通って受けられるサービスもある。それが、「介護予防通所リハビリテーション(デイケア)だ。リハビリを受けたい人が、日帰りで施設に通いリハビリを受ける所である。

それ以外にも、自立の補助や、負担を軽くするために、福祉用具を借りたり、1~3割負担で購入できるサービスがある。また、自宅を修繕できるサービスとして、介護予防住宅改修費の支給がある。自宅の環境を整えるための、住宅の修繕を1~3割負担で行うことが可能だ。

短期間施設に泊まって、受けられるサービスもある。それが、「介護予防短期入所生活介護(福祉施設などのショートステイ)」である。他にも、「介護予防短期入所療養介護(医療施設などのショートステイ)」や、有料老人ホームなどで利用できる「介護予防特定施設入居者生活介護」「介護予防認知症対応型通所介護(デイサービス)」、「介護予防認知症対応型生活介護(グループホーム)」などがある。