今の自分はロコモの可能性はある?

ロコモティブシンドロームは、年齢に関係なく、ロコモに繋がる運動機能の低下に気づき、早めに防止していく事が重要である。そこで、ロコモの危険性が簡単に自己チェックで、チェックし今後の対策に役立てよう。

片脚で立ち靴下がはけない。家の中でつまずく事や滑ることがある。階段を上がるときに、手すりがなければ上がれない。家事において、重い仕事が難しい。買い物で2キロ程度の荷物を持ち帰るのが難しい。15分位を続けて歩くことができない。横断歩道を青信号で渡り切れないなどがある。これらに1つでも該当した場合はロコモの疑いがあるため要注意だ。

更にロコチェックを補うロコモ度テストがあり、幅広い年齢層を対象に、移動機能が年齢と合っているかを評価して、ロコモになる可能性を判断する。ロコモ度テストは、3つのテストで成り立っている。

1つ目は、片脚か両足で座った姿勢から、立ち上がれるか下肢筋力を測る、立ち上がりテスト。2つ目が、歩幅を調べ歩行能力を評価する、2ステップテスト。3つめは、25問のテストをして、現在の生活や、体の状態でロコモを判定するロコモ25。このどの段階に該当するかで、ロコモ度の進行がわかるようになっており、それぞれの対策が必要である。

ロコチェックや、ロコモ度テストなどを利用することで、自分がいまどの様な状態であるかを知ることができ、更には対策をとる事ができる。ロコモティブシンドロームは、早いうちからの予防が大切であるため、普段から運動や、バランスのいい食事を意識し、要介護にならないよう注意しなくてはいけない。